【外国人に対する入国制限措置・政令第653号】ブラジルにおける新型コロナウイルスに関する注意喚起

2021/05/17
【要点】
2021年5月14日、ブラジル政府は、インドからの便及び渡航者に関する制限が追加されました。
また、貨物便の運航について新たな措置が設けられました。

詳しくは以下、政令第653号のURLを参照してください。【PORTARIA Nº 653, DE 14 DE MAIO DE 2021】
https://www.in.gov.br/en/web/dou/-/portaria-n-653-de-14-de-maio-de-2021-320050685

以下、政令第653号の要旨(追加箇所のみ)です。

(3) 英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)及び南アフリカからブラジルへの国際便、又は英国及び南アフリカ、インドを経由したブラジルへの国際便は、一時的に禁止されます。
本項の規定は、以下の者が取り扱う貨物便の運航には適用されません。個人用保護具(PPE)を装着した作業員、及びその乗組員は以下の条件をご確認下さい。
a) 本条第7項第2号に規定されている旅行者健康宣言(DSV)の記入について、条例では、RT-PCR検査での陰性証明書を証明する書類の提出が免除されます。
RT-PCR検査の陰性証明書免除措置は、本文中の第7条第1項第h号に含まれ、準拠していることが条件となります。(第7条:航空事業者等に対する陰性証明書免除措置)
b) 緊急の場合を除き、乗組員の下船は認められません。地域の保健当局が許可した場合、14日間の隔離措置を講じなければなりません。
及び自治体で、不時着により空港を通過するためだけの場合、各州の保健当局の指導・監視のもと、14日間の隔離措置を講じなければなりません。
そのため、乗組員は常にフェイスマスクを使用し、社会的な距離を置かなければなりません。
c) 必要に応じて、食料と水の供給は、個人用保護具(PPE)を着用した作業員によって行われ、下船することは許されません。
乗務員の食事を載せた台車の着陸は許可されません。
d) 船上で発生した固体廃棄物や排水の除去は認められません。
また、地域の保健当局の判断による例外を除き、航空機内での洗浄または消毒の手順を実行すること。
e) 船上で現地労働者が必要な場合、航空機の指揮官が適切な緩和措置が取られることを確認しなければなりません。

(4)過去14日以内に英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)及び南アフリカ、インドを出発又は経由した外国人渡航者のブラジル行きの便への搭乗許可は、一時的に停止されます。

(6)ブラジルに入国する際、過去14日以内に英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)及び南アフリカ、インドに滞在した経歴を有する4(第3条)の規定に該当する渡航者は、14日間の隔離措置を講じなければなりません。